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インフルエンザ予防接種

2024年インフルエンザワクチン接種のご案内

インフルエンザ予防接種

予約開始

毎年、秋冬から春先にかけてインフルエンザが急増します。インフルエンザの治療薬も増えてきましたが、お子さんでは急性脳症などで症状が出てから短時間で症状が悪化することがあり、治療薬は間に合いません。インフルエンザワクチンは病気にかかる方を減らす効果には限界がありますが、重症化を防ぐ価値は大きく、ワクチンをされる方が増えてからインフルエンザによるお子さんの死亡は激減しています。このため、当院ではお子さんのインフルエンザワクチン接種に加え、お子さんへの感染の大きな要因となるご家族の方の接種もお勧めしています。

  • 接種をご希望の方は予約が必要です。
  • 生後6カ月から接種できます。かかりつけの保護者の方の接種も行います。1人ずつ予約をお願いします。
  • 料金の補助がある「高齢者インフルエンザ接種」は行っていません。

チラシはこちら

接種期間と予約開始

接種期間は2024年10月1日(火)~2025年1月31日(金)までの予定です。

10月・11月分の接種枠の予約は9月17日(火)19:00から開始します。

12月・1月分の接種枠の予約は11月5日(火)13:00から開始予定です。

本年、ワクチンの供給量は安定している見込みですが、ワクチンの供給が難しくなった場合は、事前予告の上、早めに終了します。

※ワクチン供給状況により予定を変更することがあります。予めご了承ください。
クール 予約できる接種期間 予約開始日
第1クール 10月1日(火)~
11月30日(土)
9月17日(火)
19:00
第2クール 12月2日(月)~
1月31日(金)
11月5日(火)
13:00

接種時間

  1. 平日:健診(火曜日を除く)・予防接種の時間に予約枠があります。火曜日の予防接種時間帯は比較的予約が取りやすくなっております。
  2. 土曜日午前:原則インフルエンザの接種は行いません。
  3. 木曜日午後・土曜日午後:診察終了後の午後に専用の予約枠を設けます。この時間は、インフルエンザのみとさせていただき、他の予防接種や診察・処方は行いません。年内のみの予定です。11/14(木)はカミオ休館に伴う休診日となります。
  4. 他の予防接種と同時接種をご希望の場合は、木曜日・土曜日午後以外のインフルエンザ予防接種の予約を予めして、電話 045-882-0810 でご相談ください。
  • 乳幼児健診と一緒に接種が可能です。セットでご予約ください。
  • ●予防接種時間帯の接種枠です。他のワクチンと一緒に接種が可能です。同時接種をご希望の方▶インフルエンザワクチンの予約後にお電話ください。
  • 予防接種時間帯の接種枠です。火曜日は比較的予約が取りやすくなっています。
  • インフルエンザのみの接種枠です。診察・処方・他の接種はしません。
    インフルエンザ単独枠は年内のみです。
診療種別
乳幼児健診
予防接種
インフルエンザ単独枠
木:15:30~17:00
土:14:00~17:00
予告なく時間変更をすることがあります
11/14(木)はカミオ休館のため行いません

問診票について

  • 問診票は事前にダウンロード・印刷し、必要事項を記入し(検温は自宅で済ませてください)母子手帳とともにご持参ください。母子手帳をお忘れの場合、接種ができません。
  • ダウンロード・印刷ができない方は院内でお渡しできますので、予め取りに来てください。

接種回数・料金

「小学生までは3~4週間程度の間隔で2回接種」、「中学生以上は1回接種」が標準的な回数です。2回接種の場合、その間隔が2週間未満では接種を行いません。接種間隔をご自身で確認の上、両方の予約をお願いします。

料金は1回目・2回目ともに4,000円(税込み)です。

注意事項

  • 一般の風邪では解熱後1週間、インフルエンザ、新型コロナウイルスでは解熱後2週間は予防接種ができません。
  • 接種後、当日中の運動はお控えください。入浴は短めをお勧めします。

2024年シーズン版 フルミスト(インフルエンザ点鼻ワクチン)について

フルミストは今シーズン(2024年)から日本に導入された※経鼻インフルエンザワクチンです。
従来のインフルエンザワクチンとの違いをご説明します。
なお今シーズン用意できるフルミストはあまり多くありません。希望される方全員に接種できない可能性がありますことあらかじめご了承ください。
※個人輸入での接種は以前より行われていました。2023年に厚労省から国内での製造販売承認がおり、2024年から国内販売されています。

従来のインフルエンザワクチンとの比較

痛くない

今までは皮下接種(いわゆる注射です)しか選択肢がありませんでした。お子さんが注射をものすごくいやがり、インフルエンザワクチンを接種できなかったというご家庭も多いと思います。フルミストはシリンジ内の液体を両方の鼻の中に噴霧するという接種方法です。アレルギー性鼻炎の方に対する点鼻薬のようなイメージです。痛みがなく接種できることでお子さんの心理的・身体的な負担を軽減できるという点が大きなメリットになります。

生ワクチンである

ワクチンは大きく分けて不活化ワクチンと生ワクチンに分かれます。

  • 不活化ワクチン
    ウイルスの断片を接種する。肺炎球菌や5種混合、日本脳炎ワクチンはこのタイプです。
  • 生ワクチン
    弱毒化したウイルスを接種する。水ぼうそうやおたふく、麻疹風疹ワクチンはこのタイプです。

従来のインフルエンザワクチンは不活化ワクチンでしたが、フルミストは生ワクチンとなります。
生ワクチンであることで後述する特有の副反応や注意点が出てきます。

ワクチン株が違う

ウイルスは変異を起こして構造が変わり、病原性や感染しやすさが変わることがあります。

インフルエンザウイルスは毎年流行する株が変わるため、ワクチン株を毎年選定しています。従来の注射型ワクチンはWHOの推奨株と国内外での流行状況を踏まえて日本独自で決定しています。一方フルミストはWHOの推奨株に基づいて生産されています。

噴霧型ワクチン特有の副反応

鼻に噴霧する生ワクチンということで、鼻水鼻詰まりの副反応はやや多いという報告があります。また重度の喘息がある方や喘鳴(ゼイゼイ)がある方は症状が悪化するという報告があり、そのような方には注射型ワクチンをお勧めします。

注意点

弱毒生ワクチンであり他者に感染させる可能性あります。軽い症状で済むことが大半ですが、免疫不全者は重篤化する可能性が否定できません。そのため免疫不全者との接触は2週間避けなければなりません。また授乳婦、妊婦は接種できません。
またインフルエンザの抗原検査を行った場合に、ワクチン由来のウイルスが検出され、検査結果が陽性になる場合があります。

他の生ワクチンとの接種間隔

注射のインフルエンザワクチンと同様に他のワクチンとの接種間隔の制限はありません。

適応年齢

2~18歳です。成人には皮下接種の方が有効であるとされており、フルミストは接種対象外となります。

接種回数

不活化ワクチンよりも効果の持続が長いとされており、1シーズンに1回の接種となります。

上記を参考にしていただき、注射にするかフルミストにするか決めていただければと思います。当院でのフルミストの料金及び予約方法は以下の通りです。

料金

1回8,000円

予約方法

9月17日よりお電話(045-882-0810)にてご予約下さい。
インターネットでの予約は出来ませんのでご注意ください。

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